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ちょこっと雑談
2024.07.20
2024.07.20
劇場版名探偵コナン「唐紅の恋文(ラブレター)」の和歌
劇中下で登場した歌は何番の、誰が歌ったのか?
※ネタバレ含みます。
国民的映画の「名探偵コナン」。今回はその劇場版に出てくる歌の紹介です。百人一首大会をめぐって起きる事件に挑む姿を描いた劇場版21作目、「唐紅の恋文(ラブレター)」。
主人公であるコナンの友人の服部平次(はっとりへいじ)の幼馴染、和葉(かずは)が恋敵を巡って百人一首の競技かるたで勝負をするストーリーで、劇中でもさまざまな歌が盛り込まれています。
予告でも和葉が読んでいた、「しのぶれど」の歌はまさに劇中でも大きなキーソング。そして和葉自身の思春期ならではの平次に対する思いの詰まった一種ですね!
その他にも、劇中でもコナンや、主人公の幼馴染である蘭、和葉の恋敵、大岡紅葉(おおおかもみじ)の競技かるたにおける得意札なども出てきます。以下にまとめてありますのでぜひ覗いてみてください。
エントリーナンバー57番の紫式部には娘がいて、次に控えています。ちなみに紫式部は偉い人に使える宮廷の女性会社員(女官という)であり、職場の同僚の女官とその娘さんもラインナップに加わっています。 ライバルと言われる清少納言も5番後にエントリーされていますが、実はおじいちゃん、お父さんとも一緒に親子3代でノミネートされています。
そして極め付けは、この小倉百人一首を作ったディレクターも、作るように命じたクライアントもそれぞれこの歌手の中に存在しています。クライアントを入れるのはもしかしたら大人の事情なのかもしれませんが、自分自身も選んでいるなんて、ちょっと図々しいですよね。
このように、親子つながり、上司と部下、同僚など職場の繋がりがある人同士など、かなり内輪で繰り広げられている作品が百人一首となっています。歌人マップを参考に、誰とどんな関係があったのか、気軽に覗いてみてください。