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ちょこっと雑談

2024.7.31

歌合ってなに?

 
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大喜利の歌バージョン。

百人一首やその歴史を調べていくとでてくる、歌合(うたあわせ)。このサイトでも歌が作られたきっかけアイコンで紹介しています。でもそれって何でしょうか?
結論から言うと、歌合=歌合戦です。平安時代に始まったこの文化は後々和歌の発展に非常に貢献したシステムです。
実際の流れだと、まず左右に分かれて、決められたお題(歌題)に合わせて和歌をよみ合い,どちらが上手いか、優劣を決めて勝負をつけて楽しむ遊びです。 お題があってネタを言い合う、大喜利にちょっと似てますよね。
この歌合で生まれた数々の名詩も、百人一首に盛り込まれています。 例えば前回の読み物でも紹介した40番平兼盛と41番壬生忠見。 これも歌合がきっかけで生まれた名作です。お題は「恋」(安直ですね、もっと捻らなかったのかなw)。それをもとに最初に歌ったのが壬生忠見で、それに対して歌ったのが平兼盛の返り討ちならぬ帰り歌、「しのぶれど」。 どちらも甲乙つけ難い歌ですが、やはり勝負は勝負。 軍配が上がったのは「しのぶれど...」でした。敗れた壬生忠見のショックは相当な様だったそうですが、これもまた力作なので無理もないですね。
このように、歌合で生まれた名作や、和歌をめぐる過程のドラマなど、色々なものがあります。 気になった方はぜひ、覗いてみてはいかがでしょうか?

※出典:日本大百科全書(ニッポニカ)/wikipedia/学研キッズネット

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